NBAファイナルでキャブスが4勝するいくつかの理由
1 レブロンジェームスのプラン
2 ケビンラブの成長?
3 2年連続の対戦経験
ずっと レギュラーシーズンが始まる前から仮想ファイナルとしてプレイしていたに違いない ECF第三戦ではまさかの失速と報じられていたが自分はそうは思っていない 第三戦までの道のりを考えると大差で勝てたはずである NBAを制覇したいのであれば
サポーティングキャストの対gsw専用のレベルアップが大前提だからである
ただ ECFの第三戦のそれは目の前の試合に勝つだけの意気込みしか考えられなかった
要するにレブロンのビジョンと周りのビジョンにズレが感じられたからこそ,レブロンはあのパフォーマンスで終わったのではないだろうか
実際.第四戦の後半からはサポーティングキャストが奮起するのを待ちわびていたかのようにレブロンが躍動していたのが分かる筈だ
NBAファイナルが7戦まで行くか行かないかはNBA運営側が決める事なのかもしれないがレブロンはお構いなしに勝負を決めに来るはずだ それとも,そんなNBA側の思惑をも
利用してしまう程レブロンジェームスがキングの名にふさわしい支配力を見せつけてくれるのだろうか 或いは無様に大差を付けられその王座の椅子をケビンデュラントに
奪われてしまうのか 全てはカイリーアービング トリスタントンプソン以外の選手達に掛かっている 恐らくそれもレブロンのプラン通りなのかもしれない
2 少しずつ増えてきたラフプレイ
NBAチャンピオンになるには ダーティプレイヤーが存在するのが必須条件である だが,今のキャブスにはそれがいない しかしそれでも2015年プレーオフでボストンのオリニクにやられてからは,ケビンラブの雰囲気が少しずつ変わってきている (草バスケ 社会人のアマチュアリーグ 特に学生さんには絶対にしてほしくないが)ゴール下でのラフプレーが顕著にもなってきてもいる
オリンピック NBAファイナル オールスターを経験して周りに差を見せつけられ限界を感じ,今一度成長し直した漢としての意地みたいなのが感じられる
のは自分だけではないはずだ 例として挙げられるのが今プレーオフの対ラプタ―ズの1プレーである
ハーフコートでレブロンとカイリーの間にパスしたあのプレー 自分はラブが成長している証なのではないかと睨んでいる
勿論 ターンオーバーになったのだがラブには実際に見えていたプレーがあったはずだ それをパスミス "してしまった" と捉えるか ラブ自身が "こうしてみようと思った" とではプレイヤーの成長として雲泥の差があるはずである
恐らく無意識の内に選んだ後者だとは思うが,もしファイナルという舞台で再び去年の第七戦のような泥臭さを見せつけてくれれば またラブ自身が本当の役割に気付いた時に勝利はグッと近づく筈である 何故ならgswはまだ幼いチームだからである
3 このファイナルでレブロン以外の選手の本当の実力が露呈される
完全マニュアル VS 完全アドリブ
この構図が2017NBAファイナルなのではないだろうか
gswが何をしてくるかをもうキャブスは分かっている
そしてgswが最も嫌がるのが突発的なトラブルであり その対処法を即座に編み出せるほどブレーンは実は優秀ではない その前に逃げ切ってしまおうとガムシャラにシュートしてくるのがgswの本質だ だからこそファールギリギリの態勢でチェックするし(SASファンの方々大変でしたね) 気迫がこもったイリーガルムービング ホールディングスクリーンも 凄い必死にする分,何故か審判にはコールされなかったりする
要は 僕達競り合いに弱いんですよ
と 無言で言ってるようなもんですかね
そんなgswに必死に食らいつくかが 最も重要なポイントで
それはレブロン カイリー トンプソン以外の選手に掛かっていると言っても過言ではない
gswがマニュアル化しているであろう対キャブス専用ディフェンスを崩すには
サポーティングキャストのマニュアル化されていない 一瞬の閃き
が大切になってくる...
クリーブランド キャバリアーズのメンバーがチャンピオンバーナーを頭上に上げる光景を再び目にする時,心の底から 本当に素晴らしいチームだったな と感激に浸る事が出来るだろう