ディフェンスは誰にでも出来る? 2018 NBA FINAL

やる気さえあれば頑張る事は可能

それがディフェンスです

 

 

GSWが試合を落とす原因は100点以下に抑えられた場合

 

 

誰もが知ってるデータですよね

 

けど実行できない、何故なんだろう?

 

 

一つはディフェンスにおける原則を守れないのと

そして集中力の低下

 

もう一つは攻撃における焦点を定めていない事による

チームワークの崩壊になります

 

 

 

WCFでヒューストンが見せたディフェンスが分かりやすいのですが

徹底的なスイッチでGSWをいつものリズムで攻撃させていなかった

 

こうなるとGSWの選手に不慣れな行動を誘発させます

そう、1on1です

 

 

NBAで勝利を収めるにはまずチームの勝ちパターンを決めます

(プロ、アマを問わずかもしれませんが)

とりわけGSWはスクリーンを多用してミスマッチを作ります

そうするとカリートンプソンから3Pを決められたビッグマンは

ある種の罪悪感的なものに襲われるんですね

「俺のせいでリードを与えてしまった、何とかしないと」

 

こうやってNBAの選手の心理を逆手に取る

こうなると焦りが生じます その隙をオフェンスリバウンドで攻める

結構簡単にいくのはこれまでの成績から見ての通りですが。

 

ビッグマンのプライドはズタボロですよ

20Cm以下の選手に翻弄された上に本来の仕事も出来ない

当然攻撃のテンポも自分一人だけズレてくる

 

「何とかしなくちゃいけない」

これって上手くいかなくなる時のセリフですよね

 

肩肘はこわばるし

呼吸も浅くなる

視界も狭くなり

足取りも重くなる

 

けどある意味当然っちゃ当然です

だって小さい選手がNBAで生き残るために出した結論が

いかにしてビッグマンを手玉に取ってハイライトに出るか、ですから

 

止められるわけないんですよ

小柄な選手はその為に毎日辛い練習に耐えてる訳ですよ?

それでも必死になって3Pを打たせないようにする

別に3Pさえ打たせなければいいんじゃないかと思うんですけどね

あくまでNBAでの話ですが

 

それを見てる周りが、というより指示がでるんでしょうけど

カバーにまわりますよね そしたら他の選手がイージーショットになる

これは悪循環が起こる第3Qの話です

 

こんな事言うのもアレなんですが

このシステムを構築した人、NBAに対して相当悪意がなければ実行させませんよね 劣等感とも言うべきか

 

徹底的なスイッチ

そして

ビッグマン(トンプソン、ナンス)は絶対に3Pだけは撃たせんぞという気迫

この二つだけでも大分抑えられると踏んでいるのですが

実際そう上手くはいかないんだろうな~

集中力が持てば、が大前提になりますけど

(要は3Pと2Pどっち捨てんねんやって話です)

 

過去のサンアントニオなんかは

ダンカンに対して個の技っていうのかな

ストリートに近い魅せるプレーで崩されてましたよね

 

ダンカンは知らないんですよ基本的な形しか

コービーブライアントのレイカーズ

ニューオリンズなんかは(結局負けたけど)上手くやってた、

分かってたんですね チームの軸がどこにあるのか

 

カリーもトンプソンも

分からないだろうけど実は一人で攻撃をクリエイト出来るだけの能力は持ってないんです ハイライトで凄い様に見えるだけで

上手に1ON1してる様にみえるじゃないですか

実は計算されたセットプレーですから

 

ダンカンと同様にまたサンアントニオとは違い

あの悪意タップリのオフェンスシステムだからこそ

彼らの能力が存分に発揮されるんです、実際は

 

只、これはスクリーンが上手く引っかかった時の話

ビッグマンが3Pを警戒してくれている時の話に限るんです

 

そこをうまく守る、止めるというより

スイッチの徹底と3Pだけは、抜かれてもいいから絶対に撃たせない

この二つ原則を守るかにかかっていると思われるのですがいかがでしょうか

対峙するビッグマンはまずカリーやトンプソンそしてGSWの戦術の本質が一体どこにあるのかをキチンと把握しとかないと  相手には自分がどう映っているのか、それが理解出来てないとずっとカモにされ続ける訳で

(相手の立場になって考えろって事なんでしょうかね)

 

 

 

 

 

誰を攻めて誰を放っておく

これを決めていないと絶対に勝てない

 

 

GSWに勝つには焦点を絞るべきなんだと思います

 

 

1Qはまだいいんです

2Qもまだなんとか

3Qが結構キツイ

4Qから離される

 

負ける王道パターンです

 

けど何とかして泥仕合に引きずり込みたい

しかしそれが出来ない

 

理由はオフェンスの停滞、ではなく

焦りからによるオフェンスの分散です

 

じっと耐えることが出来てない

ボクシングで言えばガードして体力を回復させる場面で相手のパンチに

応酬してしまうと例えれば分かりやすいでしょうか

 

勢いを付けたいGSWの3Qは焦らずじっくり守り攻めるのが得策ですよね

負けじと攻めるとカウンターを食らってしまう

 

そこではディフェンスの上手い

トンプソンやKD、リビングストンが待ち構えている

本来攻めるべきカリー、グリーンに焦点を当てていない

オフェンスは止められるしディフェンスではやられ放題

 

そこをまとめる選手が必要なんですが

ヒルしかいないのが現状です

レブロンは自分を抑えられるのかな~難しいと思うけど

 

GSWは早く攻めてほしいと思っているんです

焦ってミスを重ねて欲しいんです

キャブスに混乱して欲しいんです

その逆を突ける選手がチャンスを作るんじゃないかと

(GSW側にデータがないヒル ジェフ ナンスJr辺りかなー)

 

 

 

さっきも書きましたが

やはりGSWの立場になってどうして欲しくないのか

そう考えた上で一番効率が良いポイントで攻める事が

圧倒的不利と言われる今回のNBAファイナルでの活路なんじゃないかと思いました