2018NBA WCF展望 刮目せよ! 恐怖のミスマッチ合戦 HOU VS sisco

 何回ミスマッチを作るかが勝負の分かれ目

 

 

細かい事ぜ~んぶ抜かすとですね

このシリーズはどれだけ相手のミスを誘発させるかに集約される訳でして

ターゲットになるのはビッグマンになるわけですよ

 

ウォリアーズのビッグマン

ヒューストンのビッグマン

彼らの集中力を削ぐ事が勝ちに繋がるのは間違いないと思われます

(GSのガード陣は崩れないでしょうから)

 

誰が誰に付くなんて事はあんまし関係はない

 

普通はトンプソンやイグダーラにマークされると萎縮しますよね

只、ヒューストンはそういった状況になると

必ずと言っていいほどビッグマンがスクリーンをかけにきます

 

そうなると、ハーデンやポールの独壇場になります

そうやってリードを作ってきたわけですが

今回はどれだけそれをやり続けるかがポイントになります

 

それがないと展開はしていきません

他の選手達が活かされませんから

それと、ウォリアーズはいつもミスマッチが作れるように

(カリーの為のフォーメーションの事ですが)

準備してますよね

 

今回は

ヒューストンのエースガードの二人でミスマッチを続ける為に

まずは、兎にも角にもビッグマンがスクリーンをかける

そこから試合が始まると言っても過言ではありません

 

シリーズではウォリアーズとヒューストン

どちらのミスマッチを作る回数が多いか

数えても面白いかもしれませんね

勿論、ガードとビッグマンの 逆 ミスマッチの事ですよ

 

 

トレバー・アリーザの心境や、いやいかに?

 

若くしてチャンピオンリングを手にした選手です

年下のスター選手であるジェームス・ハーデンにどれ程譲歩出来るかをずっと観てきた訳ですが

今シーズンを見るとなかなかどうして上手い事順応しているようで

コービーの下で活躍していたあの頃の姿を思い出さしてくれますよね

 

同年代であるクリス・ポールがチームに来てくれたのが主な理由ですが

是非、LA時代のプレーをもう一度見せてほしいですよね

もし、と考えるのはあまり意味がありませんが

今回のシリーズでステップアップ出来るか否かで

彼の今後のキャリアが全く違ってきますので

男の意地を見せてほしいです

 

勝利の女神は前髪しかない

 

とはよく言ったものですが

アリーザ以外の選手は皆その前髪を掴む準備を用意出来ていると思われます

彼がフリーになった瞬間

その時ウォリアーズの選手は皆チェックしにいかないでしょう

それは何故か

「コイツ、大して怖くねーわ」と

それ程試合に重要ではないと考えている訳で

つまりはナメられてるって事になります

 

2010NBAファイナルでポール・ピアースを見返したあの頃の姿をもう一度拝みたいと思いますよね皆さん

只、トレバー・アリーザ自身が

「別に負けてもいーや、リングは持ってる訳だし」

と惰性でプレーしているようなら

恐らくヒューストンは敗退するでしょう

 

 

リードしている時に聞こえてくる悪魔の囁(ささや)き

 

仮にですが

ヒューストンがシリーズをリードする際

選手たちの頭の中でこんな声が聞こえてきます

「本当にこのままでいいのか...?」

動機もします 不安にもなります

「あれ....そういえば今日家を出る時 右足と左足どっちから先に出したっけ...?」

だとか

例えそれが試合の最中だったとしても、

常に囁きや、集中力を逸らすための考えとかが思い浮かぶんですね

 

もしかして、ウォリアーズの選手達が超能力を使ってるんじゃないかって?

いいえ、

実はこの声の正体は

ヒューストンの選手達の声そのものなんです

 

端折って結論だけ言うと

選手たちの潜在意識の底の部分、

いわゆる本音ってやつですね

 

人って前に進みたがらないモンなんですよ実際、

NBAファイナルに本当に行ってもいいんだろうか…」

「なんか怖いなぁーしんどいなぁー」

さぁ出てきましたね最後にして最大の敵 自分自身!

言葉ではこう言うと思います

「絶対に勝つ!」

 

本当にそうでしょうか...?

本当にヒューストンの選手達は勝ちたいんでしょうか...?

実際は、CF辺りで敗退した方がホッとする自分がいるんじゃないんでしょうか...?

 

また端折ってその対策を書くと

相手の事は一切気にせずに

自分の仕事又は勝つ為だけの作業をただ延々と繰り返すこと

ウォリアーズに反応を求めない事

になります

 

この反応という言葉

心理学的にも凄い重要な意味を持つんですね

 

小さい頃から

ずーーーっと周囲からの反応に触れてきた訳ですよNBA選手って

もう染みついちゃってるんですよ

自分の行動に常に誰かが反応してくれるって

 

しかし今シリーズにおいては、それは全く意味のなさない事だと

ヒューストンの選手達は肝に銘じておかないと

ズルズルとウォリアーズに離される事になります

思う壺ですよ ウォリアーズにとっては

 

 

ウォリアーズが点を決めても反応しない

自分がシュートを外してもがっかりしない

常に自分自身と対話しながら前(ファイナル)に進む事を考える

自分の仕事をこなす事に集中する

これらを実践する事が

ヒューストンがファイナルへ進む大前提だと思います

 

 

まぁ、ヒューストンのシューター達に求められるのが

針の穴を通す様な集中力を維持する事ですので

このシリーズ

サンフランシスコが勝つんじゃないかな~

と予想している訳ですが

私を含め、世間の前評判を覆して欲しい所ですね