「(・_・D フムフム、ハーデンというの
かあの男」
「(・_・D よし、3Pが入らないようにしてあやつのメンタルを
試してみようかの」
「(・_・D よし、あのアリーザという男のシュートを極端に
入らないようにして周りのやる気を見てみようかの」
「(・_・D ほう、ゴードンというのか
なかなかどうして肝が据わっておるではないか」
「(・_・D どうじゃ、これだけ3Pを打てるように
してやったぞ どれだけ成功させるかの」
「(・_・D 20本強外しとるではないか、しかも連続して...
これだけワシがオープンを作ってやったというのに...」
「(・_・D もうこりゃダメじゃ、GSW側にチャンスをくれてやろうかの」
「(・_・D そこじゃ!KDとかいう男、なかなかやるではないか」
「(・_・D 何をいまさら頑張っとるんじゃ
遅いわ、折角のチャンスを無下にしおってからに」
「(・_・D ほう、次はサンフランシスコで試合が行われるのか
楽しみじゃな」
...
「(・_・D なんじゃあのルーとかいう男、
いつも( ゚д゚)ポカーン …ホケーとしおって
からに...」
プレッシャーに押しつぶされたと表現するべきか
それとも自分自身にブレーキを無意識にかけてしまったと言うべきか
最後の最後でポカが出てしまった、しかもホームコートでー
チャンスはいくらでも与えられていたと思います
しかしそれをモノに出来なかったのは...個人的に
ヘッドコーチに責任があるのではないか、そう考えられます
経験がモノをいう世界で行きている訳で
入らないなら入らないで予備案を出すことは出来たんじゃないかと
しかしヒューストンのコーチは今回のような経験がないですよね
しかも経験があるとしても、せいぜい負けるかもしれない
と言った状況のみで、これを勝ち抜けばファイナルと言った
有利な状況でのまさかの選手の不調
後でいくらでも反省は出来ると思うんです
実際、時間はタップリあると思います
あの時こう声を掛ければ良かったとか
このタイミングでタイムアウトを取れば良かったとか
しかし時間は戻ってきません
そして逃した魚はあまりにも大きかった
「いつも通りにやるだけ」
「我々のアイデンティティを」
これらの言葉から分かる通り(とうり ではなく とおりでしたねスイマセン)
ほんの少し柔軟性が無かった、GSWよりやや融通が利かなかった
只その僅かな差が最後で出てしまった
其れこそが敗因の大きな原因だったのではないだろうか
もしタイムマシンがあったとして
仮にヒューストンロケッツのメンバーがもう一度
月曜日の朝に(なんか有名な小説みたいだ)戻れたとしても
恐らく別の形で彼らは困難を迎え、そしてまた
今日のような選択のミスを続けているのかも知れない
しかしその状況を打開できるのは
何としてでも勝利への道を自らの手で作り出そうとする
執念または誰よりも強い強固な揺るがぬ意思なのだろう
これからヒューストンは大きな選択を迫られる
大物選手が次々とFAになり移籍先をヒューストンに
絞る可能性が高いからだ
シーズンが開幕しても選手の脳裏にまだWCFの苦い記憶が蘇るようなら
恐らく来シーズンもファイナルには進めないだろう
過去に縛られるほど前には進めなくなるからだ
NBAの長い歴史ではそんなチームは山ほど存在している。
ファイナルには進んだ、CFには駒を進めたチームが
翌シーズンあっけなく敗退する例はよくある事なのだから
そういった状況で結果を出し続けているのはやはり
コートに舞い降りる幸運の女神の前髪を握る準備が出来ているチームなのかも知れない
そしてヒューストンロケッツは今からその準備を進めるべく
気持ちを新たに優勝するチームの構築を始めなければならない
そしてそれはヘッドコーチの手腕に掛かっていると言っても過言ではない
ルーHC「( ゚д゚)ポカーン コウウンノメガミ...? ...!? 何それ..」