any given sunday~
誰にでもチャンスは与えられる
そう、決戦の日曜日に~
両カンファレンスの行方は神の手に委ねられた
boston,storong
ボストンよ強くあれ
はたまた
whatever it takes
なんとしても
なのか
果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか
事の結末は神のみぞ知る所だが
それを予定調和と呼ぶにはいささか陳腐な気もする
いつだって十月だし十一月だし三月なんだ
沢山の未来は全部本物だ
そのうちどれが現実になるか決まるまでは全部が起きてる
この瞬間は地球人の歴史で一番のハイライト
あらゆる出来事がメッツの優勝に向けて動いてる...
~中略~
奇跡なんてないように思われるけど本当に起きるんだ
ボクタチは故郷を失った
君たちは失って欲しくない
奇跡が必要だけど、もし成功したら
君たちが地球人の歴史のハイライトになる...
(引用 men in black 3 グリフィンのセリフより)
地球と表現するのは大袈裟だが
NBAの歴史のハイライトになるのは確実だろう
こうして今も尚
あらゆる出来事がどちらかのチームかが
NBAファイナルへの挑戦権を手にするために
動いているのは間違いない
このブログをご覧になってる貴方もその一部であり
シーズン早々離脱したヘイワード
左ひざ手術でシーズンアウトしたアービング
移籍後にトレードされたキャブスのメンバー
ファン、アンチ、関係者など
誰もが無関係ではなくなってきている
そう、貴方たちもNBAの歴史の一部なのだ
但し、あくまで今行われているのは
カンファレンスファイナルであり
チャンピオンリングを賭けた戦いではないという事
ならば、もしかしたらこの大一番を制するのは
シーズン序盤から 或いは
トレーニングキャンプが始まる頃から
NBAファイナルに進む事をイメージ出来ていた
選手が多いチームが勝ち抜くのではないかと思われる
満身創痍のレブロンジェームズ
心半ばでこの舞台から退かざるを得なくなったケヴィン・ラヴ
未だ調子を取り戻せないJRスミス
躍動感が戻りつつあるサポーティングキャスト
そして名将ティロンルーHC...?
対するは
軍師ブラッドスティーブンスが指揮を執る
若さ溢れるボストンセルティックスのヤングメン達
一体どちらがファイナルに駒を進める事が出来るのか
それは選手の器次第で
深さの事ではなく、広さに掛かっていると言ってもいいだろう
ファイナルが持つ独特な雰囲気、普段の動きが出来なくなる場所
それをモンスターとも言うべきか
コートに住まう怪物に立ち向かう事の出来る器
これこそがその空間に見初められた、又
歓迎されたチームが勝つのではないのだろうか
これはヒューストン、ゴールデンステイトにも当てはまる
世論と言うのか
大半はヒューストン有利と見ているが
覆されないとも言い切れなくなった
何故ならクリスポールが離脱するからだ
GAME5で離脱した彼の表情は諦めそのものであり
勝利を手にする為に払った代償の大きさに気付いた、
そう受け取っても差し支えないだろう
但しヒューストンの目標はウォリアーズを倒す事
今そのチャンスが目の前にぶら下がっているのに
そうやすやすと手放すような事はないだろう
いずれにせよ
ファイナル進出を賭けた戦いが執念場を迎えた事に違いないが
彼らの勝敗の行方が神の意思に沿うものとして考たとしても
その振り子を自らに手繰り寄せるのは
どちらのチームが今年のファイナルにふさわしいのか
それに掛かってると言えよう
ECFの最終戦は現地の日曜日の行われる
奇しくもWCFは現地の月曜日だが
どちらもそれぞれもう後がない状態
和製で表現すると
まさに剣が峰である