ベッ 別にアンタたちの為に書いてるワケじゃ、なっ! ないんだからね!!!

じゃあホントのカッコよさって何っ?て話

 

 

このブログにお越しになってる方達ってNBAの魅力にどっぷりハマってるお人だと思うわけなんですが

 

少しお聞きしたいんですけどね、

NBAの良さを聞かせて貰えませんか?

って尋ねられた時に貴方ならどう言って答えますか?

 

ある人は

「そりゃあ、迫力満点のダンクだよ

 サッカーにも野球にもあんなエキサイティングな場面ないからね」

とか

ある人は

「世界最高峰のリーグなんだぜ?

 お金だってメディアの扱いだって他のスポーツより

 一段も二段も違うもんさ

 NBAに行ける奴は神に選ばれた連中なんだよ」

とか

「オラ、ぬぁんにむぉすぅんるぁねぇ

 うンらの山さに山菜採りに行ってただけだぁ~」

だとか、

えーと百人十色?だと思うんですね

 

 

とある漫画から抜粋させて頂くと

 

「だが、バスケットボールは違う

 ボールさえありゃひとりだって出来る

 

 貧乏も金持ちも白人も黒人も関係ぇねぇ

 才能と努力次第で誰だって成り上がれるチャンスがある」

 

これがいわゆるHOOP DREAMと言われる所以(ゆえん)であり

私を含めたすべてのNBAファンを魅了してやまないものの正体だと思います

 

でもそれって

せいぜい2010年位までにNBAに入った選手達に当てはまる言葉であって

イマドキの若いプレイヤーにはあんまし当てはまんないですよね

 

科学トレーニングの急激な成長

数値による選手の健康管理

はたまた、NBAアカデミックだったかな?

NBA予備校的なものまで出来ちゃってますよね

 

もうNBAってその手に何にも持ってない人間が

成り上る為の手段ではなく

ただそこに向かう為だけの目的そのものになったんですよ

 

 

「おいおい、カッコよさの事話さないのか」

 

 

って言われそうなので

ざっと書いてみると

手段としてその場所にいるのと

目的としてその場所にいるのって

全然魅力が違ってくるんですね、ホントの所

 

ホラ、

もっと上を目指す(ホントに世界観が違う人、つまり本物の)

人って何か言葉に出来ない魅力、オーラがあるじゃないですか

その場所に満足してないと言うか

狭いんですよね今いる場所が

 

多分理解してもらえないんでしょうけど

昔はいっぱいいたんですよ いや、マジで

それこそ名前を挙げればキリが無い位

 

コイツは何か持ってるなって思わせる選手って

勿論、ベンチメンバーにも

でも今はそうでもないですよね

って懐古主義になっても先に進めないので

短くすると

 

挫折しようが成功しようが

自分の力で自分の人生を切り開いていくっていう

背中で語る男の魅力みたいなものが減っているんじゃないかと。

 

まぁ当然と言えば当然で

マニュアルさえしっかりしてれば

身体能力 生まれついての才能、つまり身長だったり

エージェントにさえ恵まれればNBAにも行ける世界になったんですね

 

と言うことは

マジで貧困層にいる人のとってのNBAって

それらが無い為にチャンスさえ無くなってしまった状況なんですね

 

裕福層でなくても

ある程度生活の基盤がしっかりしてる中間層で生まれてこない事には

椅子取りゲームにも参加出来ないってことなんです

 

じゃあある程度恵まれた環境で育った選手達がNBAに入ってする事とは?

排除

この言葉に集約されるんです

 

別の表現だと

責任の擦り付け合い

と、結構えぐい言い方になるんです

 

だって中間層の人って、望もうが望むまいが

上からのふるい落としに日々さらされている訳で

そんな背中を見て育った子供が

「よし、俺はオヤジやお袋とは違う

 俺は自分の人生を一人で切り開いてみせるZE!」

なんてことは言わないですよね

 

なんだかんだで同じ人生あゆむんですよ

ただ舞台が違うだけで

 

 

今現在

排除の対象になってる選手って?

レブロンジェームズで~~~す

若い選手又リーグから脅威の対象になっちゃってるんですね

(年齢から言えば逆になるんだけどな~)

革命を起こした

或いは

前人未到の記録を打ち立て続ける

こういう選手って眩しすぎるんですね

っていうか

自分では絶対に出来ない事をやってのけちゃう姿を目の当たりにすると、

劣等感を感じちゃうんです~中間層の方々って

 

「結託してボクタチの恐怖の対象であるアイツを

なんとかしてチャンピオンの座から引きずり降ろそう!」

リーグも

若い世代も

深層心理ではこう思ってんじゃないですか

 

そこで生まれたキーワードが

スクリーン

なんです

 

先程行われた ECF GAME2 にて

JR スミスがホーフォードに悪質なファールをして退場になりましたが

スミスから言わせてみりゃ

「せこせことスクリーンばっかかけてないで

 正々堂々と向かってこいや!!!」

てな事を言いたかったんじゃないかと

 

まぁイライラするわな~と同情してしまいそうなんですが

でも絶対やっちゃいけない事ですよね

下手したら怪我所じゃなくなっちゃうんで

 

個の力で成り上がった選手を倒そうと思ったら

集団の結束力で立ち向かわなければならないわけで

ボストンの選手たちが出した結論が

如何にしてスクリーンを掛け合ってスペースを創り出すか

って事なんですが

レブロンを始め、

スミスなりアラサーの選手達って個人でプレーして

局面を打開してきた経験があるので

ボストンの戦術ってコソコソしてる様な

ある意味腹立たしさなんかも感じてるんじゃないかと

...

ボストンの思う壺なんですけどねWWW

 

 

只、少し視点をずらして見ると

何か似てません?この状況...

日本の企業体質っぽくないですか?なんか

 

折角、前の世代が土台作りしてくれてるのに

内部政治やら責任の擦り付け合いやらでもうガタガタじゃないですか

 

一人で引っ張る人間を

上に行きそうな人を

何かと引きずり落そうとしてますよね

それをやってるのが中間層ってのがまた...

 

話がズレましたが


NBA《アメ本²話》今NBAが抱える最大の問題(2017年4月)

 

この動画を見ての通り

一人でNBAを支える選手がもう出てこないと、

 

確かに結果を出してる

ボストンやGSが持つスタイルに疑問を持つ人は.........

多分、いないでしょう

しかしながら

彼らの心情がもし劣等感からくる負の感情を

レブロン・ジェームズに正面から向かわないで

望もうが望むまいが

生き残りの為に周りを蹴落として

排除や責任の擦り付け合いといった

椅子の奪い合いの様な

何にも生み出さない無意味な争いをしている

中間層の方達みたく

劣等感をスクリーンという手段を使って

ぶつけているのであれば、

近い将来

NBAはホントにカッコいい選手が全くいない

サラリーマン的な選手達が集まる

魅力がないただの派手なスポーツになる可能性が高いですよね

 

もし、貴方がその時

「ねぇ、NBAの魅力ってなあに?」

と聞かれたら一体どう答えますか...?

 


Game of Zones - S5:E4: The Raid on Stables Castle

 

上の動画にもある通り

とある親子の事を描いているみたいですが

私が書くより先に動画として表現してますね

 

 

 

個人的には

ボストン、クリーブランドのどちらがファイナルに進んでも

構わない、と言いたい所ですが...

 

ヒューストンの負けや

クリーブランドの危機を目の当たりにして

ネット界隈でプチ炎上になってるこの状況に

少しでも火消し的な役割を出来たならと思い

ブログを更新させて頂きました

 

ご愛読ありがとうございました